2025.02.01
【解説】心理学的に最強メンタルを手に入れる方法

「私ってメンタル弱いなぁ…」
「もっとメンタルが強かったらいいのになぁ…」
そんなことを思ったことはありませんか?
実際、現代社会において多くの人が、
“自分はメンタルが弱い”と考えているようです。
なぜ、メンタルが強い方がいいのでしょう?
そもそも、メンタルが強いとはどういうことなのでしょう?
どうしたら最強メンタルになれるのでしょう?
今日はそんなお話を、心理学の観点から
ご紹介していこうと思います。
目次
なぜ、メンタルが強いといいのか?

あなたは、“心理的柔軟性”という言葉を
ご存知でしょうか?
心理的柔軟性とは、変化や困難な状況に適応し、
ストレスを上手に処理する能力のことを言います。
心理学的に見ると、メンタルが強いことは、
この心理的柔軟性と大きな関係があります。
メンタルが強い人は、こうした柔軟性が高く、
感情や思考のコントロールができるため、
環境に流されず安定した精神状態を維持することができます。
このような人は、ストレスの多い状況下にいても、
レジリエンス(回復力)を発揮し、自己成長を促進できます。
心理学的な研究では、自己制御能力の高い人ほど、
仕事や生活において成果を上げやすいとされています。
また、心理的な健康を維持するためには、
ポジティブな自己認識や自己肯定感が重要です。
メンタルが強い人は、自分の強みや弱みを
正確に認識し、自己評価が高いことが多いです。
自己肯定感が高いと自己成長を促すだけでなく、
社会的なつながりや人間関係の満足度も向上します。
したがって、メンタルの強さというのは、
心の健康を支える重要な要素なのです。
そもそも、「メンタルが強い」とはどういうこと?

“メンタルが強い”とは、困難や逆境に対して、
感情や思考をコントロールし、
冷静で柔軟に対応できる状態を指します。
また、心が折れることなく、
プレッシャーやストレスを適切に
乗り越える力を持ち、自己肯定感を持って
行動できることを言います。
具体的には、
● 感情に流されず、客観的な視点で自分や状況を見つめる力があること
● 失敗を恐れず、学びに変える姿勢を持つこと
これらがメンタルの強さに繋がります。
心理学的に言えば、
● ストレスを上手に管理する「自己調整能力」
● 困難に直面しても動揺せずに行動する「冷静さ」
● 失敗や挫折から学ぶ「レジリエンス」
などが含まれます。
さらに、認知心理学的な視点から見ると、
メンタルが強い人は、自分の思考を現実的かつ柔軟に調整することができます。
例えば、失敗に直面した際には、
「失敗した」と自分を責めるのではなく、
「学びのチャンス」と捉え、前向きな行動を選択することができます。
このように、メンタルの強さは、
自分の感情や思考を適切にコントロールする力に
深く関わっているのです。
メンタルが強い人の特徴 5つ

今、あなたが思う“メンタルが強い人”を
一人思い浮かべてください。
その人はどんな特徴を持っているでしょう?
ここからは、メンタルが強い人が
共通して持っている特徴を5つほど、
ご紹介していきたいと思います。
あなたの思い浮かべた方と照らし合わせながら
お読みください。
① 自己肯定感が高い
心理学者カール・ロジャーズが提唱した
「自己理論」によると、自己肯定感が高い人は、
内的な価値観に基づいて自分を評価し、
他者の評価に過度に依存しません。
つまり、自分の強みを理解し、
過度に他人の意見に左右されず、
自分が大切だと考えていること(価値観)を
しっかりと認識しているのです。
自己肯定感が高いことは、
精神的な安定と幸福感に直結するため、
自己肯定感を高めることは重要です。
② 柔軟に考え、適応できる
心理学には、「適応性」という言葉があります。
新しい環境や変化に適応し、困難に直面しても
効果的に対処する能力のことを言います。
この能力の高い人は、
予想外の出来事や変化に対して、
素早く順応し、自分流のやり方ではない、
新たな方法を試みることができます。
日本で最もメジャーな心理療法である
認知行動療法(CBT)においても、
固定的な思考パターンを柔軟に変えること
が重要とされています。
“生きづらさ”とは、
主にこの固定的な思考パターンから
抜け出せないことで起こります。
私たちが信じていることや、
絶対に正しいと思っている考えは、
時代や環境の変化であっさり変わってしまいます。
どれだけ柔軟にアップデートできるかが、
気持ちの良い人生に直結しているのです。
③ 冷静で感情のコントロールができる
感情をコントロールできる人は、
感情が強く動揺した時に「認知的再評価」を行い、
感情を落ち着かせることができます。
認知的再評価とは、感情的な反応を変えるために、
状況に対する思考や解釈を
意図的に変えることを指します。
認知的再評価ができる人は、
困難な状況やストレスの多い状況でも、
瞬時に異なる視点から見ることによって、
感情の反応をコントロールすることができます。
感情のコントロールは、ストレスを減らし、
長期的な心の健康に大きく関与するのです。
④ ポジティブな視点を持つ
逆境に立たされても、必ず何かを学び、
成長するチャンスだと捉えることができます。
心理学的には、ポジティブ心理学の分野において
「楽観主義」が強いメンタルを育てる要素として
注目されています。
楽観的な人は、困難を乗り越える力が強く、
幸福度が高いという研究結果があります。
⑤ 目標に対して粘り強い
心理学者アンジェラ・ダックワースの
「グリット(やり抜く力)」に関する研究では、
成功を収める人は、才能よりも
「粘り強さ」に優れていることが示されています。
目標に対して粘り強く取り組む力は、
メンタルの強さに直接的に影響を与えます。
メンタルが強い人と弱い人の違い

メンタルが強い人と弱い人の違いは、主に
● 感情のコントロール能力
● 認知の柔軟性
にあります。
メンタルが強い人は、
ストレスに対して「適応的な認知」を使い、
問題解決に向けた行動をとります。
対して、メンタルが弱い人は、
「回避的な認知」や「自己批判的な思考」に囚われ
感情に流されやすいという特徴があります。
メンタルが強い人
● 感情や思考を自分でコントロールできる
● 失敗を学びとして受け入れることができる
● 自分の感情を適切に処理し、前向きな視点を持つ
メンタルが弱い人
● 感情に流されやすく、逆境に対して過度に落ち込んだり、逃げたりする
● 失敗を恐れて挑戦を避ける
● ストレスを感じやすく、ネガティブな思考に陥りやすい
最強メンタルを手に入れる5つの方法

さて、ここまで読んでみていかがでしょうか?
人によっては、自分自身との違いを大きく感じ、
自分は本当にメンタルの強い人に
なれるのだろうか?と不安になった方も
いらっしゃるかもしれません。
ここで誤解して欲しくないのは、
メンタルというのは先天的に、
生まれ持って決まっている要素ではない、
ということです。
メンタルというのは、筋肉と同じです。
鍛えれば強くなっていく、
使わねば衰えていく。
ただそれだけのことです。
メンタルを強化するためには、
日常的に実践できる方法を取り入れて、
心理的な耐性を高めることが大切です。
今回は、最強メンタルを手に入れるための
具体的な方法を5つご紹介します。
これらの方法を実生活に取り入れることで、
感情のコントロールやストレス管理がしやすくなり、
逆境にも強くなることができます。
① 自己肯定感を高める
自己肯定感が高い人は、困難な状況にも
ポジティブな視点で取り組むことができます。
心理学的には、自己肯定感を高めるために
「ポジティブな自己対話」を行うことが
有効とされています。
自分に対して優しく、
励ましの言葉をかけることが大切です。
例えば、失敗したときに、
「私はダメだ」と思う代わりに、
「次はうまくいく!そのために、今回学んだことはなんだろう?」と自己肯定的な言葉を使ってみましょう。
【自己肯定感を高めるトレーニング法】
● 毎晩寝る前に、自分がその日に達成したことや良かったことを3つ書き出す
● 分の強みや得意なことを毎日少しずつ意識して、日々の自己評価をポジティブに保つ習慣をつける。
② 感情のコントロールを学ぶ
感情をコントロールする力は、
最強メンタルを手に入れるために欠かせません。
マインドフルネスや瞑想を活用すると、
感情を客観的に観察し、反応を調整する能力を
高めることができます。
これは心理学的には
「感情調整能力」を向上させる方法です。
感情に流されてしまう自分を知り、
その反応を冷静に見つめることで、
感情に振り回されることが少なくなります。
【感情をコントロールするトレーニング法】
● 1日5分から10分間、目を閉じて深呼吸をしながら、自分の感情を観察してみましょう。どんな感情が湧いてきているのか、その感情に名前を付けてみてください。
● 感情が強く湧き上がったとき、「この感情をどう扱いたいか?」と自問自答し、自分が冷静でいられる方法を探りましょう。
③ ポジティブな思考を習慣化する
ポジティブな思考は、
最強メンタルを作るために不可欠な要素です。
ポジティブ心理学では、感謝の気持ちや
自分の強みを意識的に日々取り入れることが、
メンタルの強化に役立つとされています。
ポジティブな思考を習慣化することで、
ストレスに強く、困難にも前向きに立ち向かう力がつきます。
【ポジティブな思考を習慣化するトレーニング法】
● 毎朝、目覚めたときに「今日に感謝すること」を3つ挙げてみましょう。小さなことで構いません。例えば「温かいコーヒーが飲めること」や「家族が元気でいること」など、日常に感謝を感じることから始めてみましょう。
● 「強みリスト」を作成し、自分の得意なこと、うまくできることを挙げてみましょう。毎週一度そのリストを見返して、自信を持つことができるようになります。
④ 逆境をチャンスとして捉える
人生には逆境や困難な時期が必ずありますが、
それを乗り越える力を育てるために必要なのは、
「認知的再評価」という方法です。
認知的再評価とは、
逆境を「成長の機会」として捉え直すことです。
例えば、大きな失敗をしたときに、
「自分の未熟さを知るチャンス」
として捉えることで、
次に進むための学びを得ることができます。
【逆境をチャンスとして捉えるトレーニング法】
● 失敗したときや挫折したときに、「これからどうすればこの経験を活かせるか?」と自分に問いかけてみましょう。その経験から学べることを探し、次に活かせる方法を考えます。
● 「逆境を乗り越えることで、どんな力が身につくのか?」を意識して、今の状況をポジティブに捉え直してみてください。
⑤ マインドフルネスを実践する
マインドフルネスは、
“今この瞬間”に意識を集中させ、
心の状態を冷静に保つための技法です。
心理学的に、
マインドフルネスは感情の安定を促進し、
メンタルヘルスを改善するために
非常に有効だとされています。
ストレスを軽減し、
冷静に状況を判断する力を養うことができます。
【マインドフルネス・トレーニング法】
● 日常の中で「今、ここ」に意識を向ける練習をしてみましょう。例えば、食事をする際にその食事の味や香りを意識して、他のことを考えずに食事に集中することで、今の瞬間を楽しむことができます。
● 毎朝5分間、座って呼吸に集中する時間を作り、心を落ち着けることを習慣化してみてください。
メンタルを最強にするNLP、ヒプノセラピー

ここまでは、日常的にコツコツ実践する方法を
お伝えしてきました。
もしあなたが、そんな流暢に鍛えるよりも、
もっと早く、効率的に手に入れたい…!とお考えなら、
当スクールのNLP(神経言語プログラミング)や、
ヒプノセラピー(催眠療法)のトレーニングを
受講するという方法もあります。
当スクールの講座では、心理学的な理論に基づき、
実践的な方法を多く提供しています。
NLP(神経言語プログラミング)を通じて、
思考のパターンや行動のクセを変え、
メンタルの強化を目指すことができます。
また、ヒプノセラピー(催眠療法)を学ぶことで、
潜在意識ダイレクトに働きかけ、自然な変化を
内側から作り出すことができます。
これらの技術を習得することで、
あなたは潜在意識を扱うプロとして、
感情のコントロールができ、
強いメンタルを育てることが可能となります。
潜在意識に働きかけることで、
自己肯定感や自己調整能力を高め、
より安定した心理状態を保つことができます。
興味のある方は、ぜひ私たちの講座に参加して、
自己成長の一歩を踏み出してみてください。
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https://story-notes.com/#course
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は心理学から見た“メンタルの強い人”を
噛み砕いてご紹介させて頂きました。
繰り返しになりますが、
メンタルは筋肉と同じです。
鍛えれば強くなります。
使わねば衰えます。
今回ご紹介した方法を日常生活に取り入れることで
あなたのメンタルは確実に強くなります。
最強メンタルを手に入れるためには
少しずつ意識を変えていくことが大切です。
毎日の小さな努力が積み重なり、
最終的には大きな変化をもたらします。
自分に優しく、そして着実に前進し続けましょう!
今回も、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
Story Notes ヒプノセラピー&NLPスクール
設楽 貴之
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(この記事の著者:設楽貴之)