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ブログ

2024.12.01

【完全版】死ぬ時に後悔することベスト10

私たちは日々、忙しく生きています。

そして、そんな忙しい日々を過ごしていたら、
知らぬ間に時間が経っていて、
気付いたらいい歳になっていた・・・

そんな話を、あなたも一度は
聞いたことがあるのではないでしょうか?

私たちは晩年に差しかかって、
そのことをはっきり自覚するまで、

人生がいかに早く過ぎ去るかということを
実感することがないようです。

しかし、それでも時間は平等に、
刻一刻と時を刻んでいます。

そしていつの間にか、
いつも自分を暖かく見守ってくれていた顔が、
気づくとその場からいなくなっている・・・

これは生きていく上で避けられないことです。

私たちは生まれ落ちたその瞬間から、
死というゴールに向かって、
少しずつ進んでいるとも言えるのです。

私たちには現状維持の思考があるため、
明日も今日と同じように生きている
という錯覚を持っています。

しかし、実際その保証はどこにもないのです。

もし自分が最後を迎える瞬間があるとしたら・・・
少し想像してみてください。

きっと、後悔したくないのではないでしょうか?

「色々あったけど、良い人生だった・・・」

そんなふうに満足しながら、
安らかに眠りたいのではないでしょうか?

死の間際に垣間見た悲痛な想い

Bronnie Ware氏

あなたは、ブロニー・ウェアという方を
ご存知でしょうか?

彼女はオーストラリアの緩和ケア病棟で、
長らく看取り専門の看護師を務めた方です。

ウェア氏は、人生の最期の
3週間〜12週間の患者をケアしながら、

死にゆく彼らがどんな想いを抱いていたのか、
その人生の告白を聴き続けてきました。

彼らは皆、
死ぬ前に安らぎを見つけたと言いながらも、
その言葉から多くの後悔があることを感じていました。

やがて彼女は、
彼らの後悔を聞くことに心を動かされ、

同じような後悔を抱いて死ぬことがないよう、
今を生きる人々のために一冊の小説を書きました。

「死ぬ瞬間の5つの後悔」

今やベストセラーとなり、
世界中で読まれている名著となっています。

そこで今回は、
彼女の名著を参考にしながら、

加えて、
アメリカの記事「Power of Positivity」を参考に、

人が死ぬ時に後悔すること
ベスト10をご紹介したいと思います。

あなたが後悔のない素晴らしい人生を送るために、
ぜひ本内容を参考になさってください。

10位 ○○を大事に生きればよかった・・・

第10位は、

「“今”を大事に生きればよかった…」

というものです。

私たちが生きているのは、
いつだって「今、この瞬間」です。

そして同時に、“問題”を感じるのも
「今、この瞬間」です。

それゆえ、私たちはそこから逃れるために、
過去や未来に想いを馳せたりします。

過去の栄光を取り戻そうとしたり、
今の問題の原因を過去の出来事のせいにしたり、

あるいは、まだ見ぬ理想の未来を
ただただ待ち望んだりします。

これは、現在と調和せずに生きていて、
私たちが人生を本当に経験していない
ことを意味します。

記憶の中の瞬間、
または想像の中の瞬間を経験しているのです。
 

「やろうと思えばいつだってできるし、今じゃなくていいや」

「いつだってできる」だなんて、
どうしてわかるのですか?


旅行に出かけたり、友達と笑い合ったり、
子供におやすみのキスをしたり、
パートナーと抱き合ったり、
家族で笑いながら食事をしたり・・・


その奇跡の瞬間が、
思っているよりも早く消えてなくなることを
どれだけの人が肝に銘じて生きているでしょうか?


どうかそのことを覚えておいてください。

あなたは夢に従って生きていますか?

たった一度のこの人生を、精一杯生きていますか?

あらゆる手段を尽くしましたか?

年だから…と言って、諦めていませんか?

いつだって「今、この瞬間」だけが
人生を変えられる奇跡の瞬間なのです。

さぁ、あなたは今、何をしたいです?

9位 人生を〇〇だと思わなければよかった・・・

第9位は、

「人生を“当たり前”だと思わなければよかった…」

というものです。

あなたは、あなたの人生を構成しているものを
どれだけ挙げることができるでしょう?

あなたが着ている服、食べているもの、
飲んでいる水、酸素を生み出す植物、
命を育む太陽、住んでいる家、あなたの親、
あなたの家族、あなたの子供、あなたの友人、
あなたの恋人、あなたの同僚、あなたの恩師…

あげればキリがありません。

人というのは、一人で生きることはできません。

「私は一人で生きられる!」などと
豪語している人をたまに見かけますが、

それは飛んだ勘違いです。

莫大なお金があったとしても、
それを作ってくれる人がいなければ、
私たちは家も、服も、食べるものも、
何一つ手に入れることはできません。

もし、あなたが一人で、
服も家も食べ物も作れたとしても、
その技術を誰かから教わらなければ、
技術の習得だけで一生を終えることになるでしょう。

“人の一生は短い”

だからこそ私たちは、
限りある命を最大限謳歌するために、
皆で集まり、それぞれ専門分野を分担し、
互いに補い合うことで生きていく
道を選んだわけです。

今、周囲を見渡してみてください。

今あなたが自分一人の力で生み出せるものは、
どれくらいありますか?

きっと、ほとんどないことに
気づかれたのではないでしょうか?

人が乱雑に扱うペン1本すら、
きっと作れないはずです。

私たちは恵まれています。

そしてそれに感謝することです。

私が幼い頃読んだ本の中に、
こんなシーンがありました。
タイトルは忘れてしまいましたが・・・

賢者
「幸せな人と不幸な人の違いを知っているか?」

若者
「いっぱい物を持っている人が幸せなのでは?」

賢者
「若いの。このことをよく覚えておきなさい。

幸せな人というのは、周囲が自分にしてくれたことの数を数えているものだ。

不幸な人というのは、周囲が自分にしてくれなかったことの数を数えているものだ。」

どれだけあなたが今、
不幸のどん底にいたとしても、

太陽の暖かさ、喉を潤す水、
空気を生み出す植物、
食べるために犠牲になってくれた
牛や豚や魚といった生き物の命、

こうしたものに感謝することは
できるはずです。

ですが悲しいことに・・・

私たち現代人は特に、不幸を探す天才です。
放っておくと嫌ことばかり数えてしまいます。

だからこそ、
自分がどれだけ多くのものを、
気づかぬうちにもらっているかを見つけるには、

トレーニングが必要なのです。

そして、
それに感謝していくこともまた、
トレーニングなのだ
と知ることです。

そして往々にして、
人はトレーニングを嫌います。

しかし、ここであなたが
不幸になるか幸せになるか・・・

まるで自然の摂理のように、
知らぬ間に人類の選別が行われていることを
知っておくことは価値があるはずです。

このトレーニングを怠れば、
私たちには不幸な人生が
口を開けて待っているということを、

肝に銘じておきましょう。

8位 もっと〇〇を大切にすればよかった・・・

第8位は、

「もっと“健康”を大切にすればよかった…」

というものです。

日本でも、特に40代を過ぎた方からは、
この声をよく聞きます。

これは説明の必要はないかも知れませんね。

あなたの素晴らしい信念や情熱も、
全ては健康があってこそ
です。

健康を後回しにすると、
そのツケは必ず巡ってきます。

他者に面倒を見てもらわなければ
ならなくなってしまったら、
実質、自由はほとんど残っていません。

健康に気を配っていれば防げたかもしれない
病気や不調を抱えて、

「あの時気を付けていれば・・・」

という思うを死ぬまで引きずることになります。

あなたの身体と心はひとつしかありませんから、
今からそのすべてを大切にして、

老後も人生を楽しめるようにしましょう。

7位 そんなに〇〇しなければよかった・・・

第7位は、

「そんなに“心配”しなければよかった…」

というものです。

私たち人は、
人生の多くの時間を“心配”に費やします。

稀に、
「あの人は心配事がなさそうで羨ましいわね」
と嫌味を言う人がいますが、

心配事がない人などこの世に存在しません。

母親、父親、学生、娘、息子、CEO、
公務員、農家、漁師、清掃員、アルバイトなど、

その人がどんな役割を持っていようと、
心配事は必ず発生します。

そして人によって、
この“心配”に心を支配されてしまう人がいます。

実は“心配”とは、
問題を引き起こすネガティブな感情には、
分類されていません。

これは未来に対する一つの状態なのです。

まだ起きていないことに対して、

「こうなったらどうしよう…」

と過去の失敗から未来を想像し、
身動きが取れなくなっているだけなのです。

ですが、よく考えてみてください。

もしあなたが明日死ぬとしたら、
その問題は心配するに値するほど
価値のある問題でしょうか?

人生の終わりには、未払いの請求書や借金、
他人があなたのことをどう思っているか、
お金がいくらあるか、などなど・・・

今の私たちが心配していることのほとんどは、
実際には重要ではないことばかりだと気付かされます。

人生の儚い性質を知っていたら、
私たちはいちいち心配している暇はないのです。

しかし残念ながら、
ある日70歳や80歳になって目覚めるまで、
人生がいかに早く過ぎ去るかを私たちは感じません。

そのとき、私たちは自分の心配事が
いかに小さいかに気づき始めます。

では、なぜ今この真実に目覚めることを
選んではいけないのでしょう?

いいえ、そんなことはありません。
私たちは選ぶことができます。

ですので、覚えておきましょう。

心配というのは“母親”のようなものです。

あなたがどこかに行こうとしたら、
「危ないでしょ!」と警告します。

その言葉に

「ありがとう」

と返しながら、未来に一歩踏み出しましょう。

やがてその母親は、
あなたを応援してくれるようになりますから。

6位 〇〇のことを気にしすぎなければよかった・・・

第6位は、

「“他人”のことを気にしすぎなければよかった…」

というものです。

なぜ、私たちは
他人の反応をそんなに気にするのでしょうか?

その答えは、
自分の振る舞いがこの場に適しているかどうかを、
他者の反応を通して確認しているからです。

もし適さない行動を取り続ければ、
集団から切り離されて孤立し、

なすすべなく死んでしまうという
石器時代からの本能的な恐怖が
私たちの無意識に刻まれているからです。

なので実は、
他人の目を気にすること、
他人の意見に左右されることは、
悪いことではないのです。

問題なのは、そのバランスです。

現代社会は多様化が加速しています。
それだけ、個人個人での考え方にも
大きな違いが生まれています。

そんな中であなたが他者の考えを
優先させてばかりいると、

それは自分の人生を生きているという
実感が徐々になくなってしまうのです。

一方で、他者の気持ちに配慮せず
自分の考えを押し通しすぎると、
周囲から孤立することになります。

ですが、もしあなたが
周囲のことを気にする傾向にあるのなら、

あなたが自分の考えを押し過ぎて
孤立することはまずないでしょう。

そして、ここで一つ
覚えておいて欲しいことがあります。

それは、

ほとんどの人は、
あなたが思うほどあなたのことを考えていない

という事実です。

人が最も興味のあることは何か?

それは、他ならぬ ”自分自身” です。

他の人は他の人なりに、
たくさんのことを抱えているので、

あなたの生き方や決断にこだわることは
ほとんどありません。

もし仮に何か言ってきたとしても、
その人はあなただけに言っているのではなく、

誰にでも同じことを言っていると
思っておいてください。

感謝しつつ聞き流しましょう。

他人の考えを気にするのは、
あなたのすべきことではありません。

それは彼らの問題です。

素直に、誠実に、シンプルに、幸せに生き、
自分にとって正しいと思うことをしてください。

そして、

自分の真実を生きてください。

5位 幸せを選ぶ〇〇を持てばよかった・・・

第5位は、

「幸せを選ぶ “勇気” を持てばよかった…」

というものです。

安定を優先させた男の末路

彼は若い頃から、
家族や周囲の期待に応えることが
最優先だと感じて生きてきました。

職業選択や結婚に関して、経済的安定や、
社会的に「正しい」とされる道を選んできたため、

本当にやりたかったことや、
人生で実現したいと願っていたことを
追い求めることができませんでした。

彼は、安定した生活を選んだ結果、
自分が心から幸せだと思える瞬間が
ほとんどなかったことに気づきました。

恋愛を諦めた女性の末路

彼女は若い頃に、本当に愛していた人と
結婚しなかったことを後悔していました。

彼女は、親や社会からの期待に応えるために、
当時の自分の気持ちを押し殺し、
別の人と結婚しました。

その後、年月を重ねていく中で、
その選択が幸せに繋がらなかったことに気づきました。

あの時、もっと自分の気持ちに
正直になっていれば・・・

そんな思いが死ぬ間際まで続きました。

夢を諦めた男の末路

その男性は、大好きな音楽に関わる
仕事に就くことを夢見ていました。

しかし、経済的な不安や
失敗の恐怖に負けました。

結果、そうしたこととは全く関係ない
安定した仕事に就きました。

その結果、心からの満足感や充実感を
感じることは少ないものになりました。

どうして選べなかったのか?

「幸せを選ぶ勇気がなかった」理由として、
大きく3つの理由が挙げられます。

恐れ、不安
自分の選択が間違っていたらどうしようという恐怖、経済的な不安、他人の期待に応えなければならないというプレッシャーなどが影響した。

社会的期待
幸せとは何か、どう生きるべきかということに対する社会的な規範に従いすぎて、自分の本当の願望を無視することで起きてしまった。

習慣や慣性
長い間の安定した生活に慣れてしまい、変化に対する抵抗や新しい挑戦を避ける気持ちが働いてしまった。

後悔しないために・・・

3つの理由から分かる通り、

最期の時に後悔しないためには、
他人の期待を一旦切り離して、

自分が本当に望むことを選び、
恐れに縛られずに
自分らしい道を歩むこと

大切だと分かります。

外的な評価や物質的な成功ではなく、
内面的な充実感や自分らしさを
追い求めていきましょう。

4位 もっと〇〇を大切にすればよかった・・・

第4位は、

「もっと“友人”を大切にすればよかった…」

というものです。

忙しさにかまけて・・・

ある男性は、人生の大半を仕事に捧げました。

そのため、昔の友人たちとの関係を
おろそかにしてしまったことを後悔していました。

キャリアを優先し、友人たちと
会う時間を取らなかったことを振り返り、

もしあの時、もっと友人との時間を大切にしていたら、
もっと深い絆を築けたのではないかと感じていました。

彼は、自分の成功や仕事が評価されている間は
それが最も重要だと思っていました。

しかし、死を目前にして、
孤独を感じることが増えていきました。

友人たちに知られることなく、
俺は死んでいくのか・・・

その時初めて、友人の大切さ、
心のつながりが大きな支えとなることに
気づいたのでした。

どうして大切にできなかったのか?

多くの人は、仕事や家庭の忙しさ、
社会的なプレッシャーから、
友人関係を後回しにしてしまいます。

家庭やキャリアの優先順位をつける中で、
犠牲にされる筆頭が友人関係なのです。

「アイツ、結婚してから
全然遊ばなくなったなぁ・・・」

そんな話は周囲でもよく耳にします。

その結果、長い時間を経て
友人との絆が薄れてしまうのです。

しかし人生の最期の時には、
仕事や家事は一時的なものであり、

友情こそが最も深い満足感を
与えてくれるということに
気づくことになるのです。

後悔しないために・・・

友人との関係は物質的な成功や仕事よりも
はるかに人生において大切だということを
知っておきましょう。

死を迎える時に最も心に残るのは、
愛する人々、特に友人たちとの
絆であるということです。

友人との関係を築くことが、
人生を豊かにし、最期に後悔しないための
大切な要素であることを心に刻みましょう。

さぁ、それを知った今、
あなたはまず、何をしたいですか?

3位 もっと〇〇を抑えずに生きればよかった・・・

第3位は、

「もっと“感情”を抑えずに生きればよかった…」

というものです。

愛情を表現できなかった・・・

ある男性のお話です。

彼は家族や友人に対して、
自分の本当の感情を伝えることを
避けてきました。

その結果、特に愛する人々に、
「ありがとう」や「愛している」という言葉を
言えなかったことに、強い後悔を感じるようになりました。

特に父親に対して、長年にわたり
感謝や愛情を伝えることができず、

最期の時を迎えた今でも、

「もっと早く素直になって
自分の感情を表現していたら
もっと豊かな関係が築けたのに・・・」

と後悔を漏らしました。

恐れや不安に正直でなかった・・・

先ほどとは別の、ある男性のお話。

彼は、自分の不安や恐れに対して
正直にならなかったことを後悔していました。

彼は、人生の中で多くの場面で、
他人に対して「大丈夫」と言い続けてきました。

しかし実際は、心の中で多くの
不安や恐れを抱えていました。

その感情を誰にも話さずに長く過ごしたため、
最終的にその感情が蓄積して、
孤独や精神的な疲労を感じることが増えました。

彼は

「もっと素直に、
自分の感情に向き合っていれば、
もっと楽に生きられたのに・・・」

と後悔を漏らしました。

自ら抑え込んでしまう理由

多くの人が感情を抑えて生きる背景には、
他人にどう思われるかを気にするという
心理的な要素があります。

社会や家族、職場の期待に応えるために、
自己表現を抑えたり、感情を隠したりすることが
習慣になってしまいます。

また、感情を抑えることが時には
「成熟した大人」の証とされることもあります。

その結果、最終的にはそれが
精神的な負担となり、
後悔を生む原因となることが多いのです。

後悔しないために・・・

自分の感情に正直でいること
いかに重要かということです。

感情を抑え込みすぎると、自己表現ができず、
結果的に自分の人生を犠牲にしてしまいます。

最期を迎える時に、
「自分の本当の気持ちを大切にしていたら、もっと楽しく、充実した人生を送れた」と感じることが多いということです。

人生の中で、恐れや不安に対して正直になり、
他人に感謝の気持ちや愛を表現すること、

そして自分の欲求や夢を抑えず追いかけることが、
最終的に後悔を減らし、

満足のいく人生につながるということを
覚えておきましょう。

さぁ、それを知った今、
あなたはまず、何をしたいですか?

2位 あんなに一生懸命〇〇しなければよかった・・・

第2位は、

「あんなに一生懸命 “働かなければ” よかった…」

というものです。

ジョンの後悔

ジョンと妻のマーガレットは、
5人の子供を育て上げました。

全員が成人し、巣立ったところで、
マーガレットはジョンに、
仕事を引退してほしいと話しました。

豊かな余生を送るお金は十分にあったし、
何よりもマーガレットは寂しさを感じていました。

しかし、ジョンは、そこから15年間もの間、
引退を望むマーガレットを待たせ働き続けました。

ジョンは仕事と地位を満喫していたのでした。

やがて、ジョンは妻の寂しさを
ようやく理解するようになりました。

引退をすると決意した時、
マーガレットは涙を流して喜びました。

引退は「1年後に」という約束でした。

しかし、

辞めるまで残り3ヶ月を切ったところで、
マーガレットは病気で亡くなりました。

ジョンはそこで初めて、
己の愚かさを知りました。

それ以来、彼は罪悪感に苛まれながら
生きてきました。

そして90歳になったジョンは、
これまで抱えてきた後悔を
このように漏らしたそうです。

「働き過ぎたから、今、こうして
孤独に死んでいこうとしている。
引退してからずっと一人だった。
そんな思いをする必要はなかったのに・・・」

後悔の理由

私たちは、仕事や社会的な責任に追われて、
周囲の人間関係をつい後回しにしてしまいます。

しかし、人生の最期においては、

どれだけ稼いだか、
どこまでキャリアを得たかよりも、

関係を築いた人々と、どれだけ愛し合い、
どれだけ笑い合ったかの方が遥かに大きいということです。

後悔しないために・・・

人というのは、死を迎える際に

「もっと家族と過ごすべきだった…」
「もっと友人との絆を大切にすればよかった…」

と感じることが多く、その重要性に気づくのは、
人生の最期の瞬間であることが多いということが分かります。

この後悔は、今を生きる私たちにとって、

大切な人たちとの時間をどれだけ大切にできるか?

という問いを投げかけてくれます。

今一度、自分がなにを優先させているか、
振り返ってみてください。

家族との時間は十分に取れていますか?

友人と笑い合えていますか?

パートナーに感謝と愛を伝えられていますか?

さぁ、ここまで読んでみて、
あなたはまず、何をしたいですか?

1位 もっと〇〇に生きればよかった・・・

さぁ、いよいよ第1位です。

第1位は、

「もっと“自分の気持ちに正直”に生きればよかった…」

というものです。

暴君夫に耐えた女性

これはグレースという女性のお話です。

彼女は小柄な体に大きな愛情を秘めた
素敵な女性でした。

彼女は結婚してからも、
良き妻、良き母で居続けました。

自分の役割を果たし、
子どもや孫の成長に喜びを感じる一方で、
暴君夫のつらい仕打ちに耐えてきました。

そんな彼女の結婚生活は50年以上にも及びました。

彼女は、夫から離れて旅することや、
あれこれ指図されない、ささやかで幸せな
生活を送ることをずっと夢見てきました。

晩年に差し掛かり、彼女の夫は
終身の老人ホームに入ることになりました。

彼女は、ついに解放されたのでした。

しかし、
待ち焦がれてきた自由を手に入れてまもなく、

彼女は不治の病によって
寝たきりになってしまいました。

彼女は死に直面して初めて、
やりたいことをやる強さを持てなかったことを
後悔し、自分に腹を立てていました。

世間体を気にして、
他人に期待されるとおりに生きてきたことは、
自分で選んできた道です。

しかしそれは、先を恐れて
何もできなかっただけだったことに
気づいたのでした。

グレースは最期の日に、こう遺したそうです。

「自分に正直に生きてちょうだい。
他人にどう思われるかなんて気にしないで。」

後悔の理由

「自分の気持ちに正直になれなかった」理由として
第5位の「幸せを選ぶ勇気を持てなかった」理由と
同じく3つの理由が挙げられます。

恐れ、不安
自分の選択が間違っていたらどうしようという恐怖、経済的な不安、他人の期待に応えなければならないというプレッシャーなどが影響した。

社会的期待
幸せとは何か、どう生きるべきかということに対する社会的な規範に従いすぎて、自分の本当の願望を無視することで起きてしまった。

習慣や慣性
長い間の生活に慣れてしまい、変化に対する抵抗や新しい挑戦を避ける気持ちが働いてしまった。

後悔しないために・・・

死に直面したときに、
最も強く感じる後悔の一つは、

他人のために自分を犠牲にして生きてきたことです。

これは、自分の感情や欲望を抑え続けた代償です。

グレースは、
自分の心に正直に生きることの重要さを痛感し、
もっと自分の本心を大切にするべきだったと後悔しました。

最期の時に気づくことが多い、
「自分らしい生き方」を選ぶことの大切さを、

どうか心に留めておいてください。

さぁ、ここまで読んでみて、
あなたはまず、何をしたいですか?

後悔しない人生を送るために

あなたはアンデルセン童話の
「モミの木」というお話をご存知でしょうか?

子どものモミの木は、
立派な大人のモミの木たちに
強く憧れていました。

クリスマスになると、
大人のモミの木は人間たちに運ばれて、
街の真ん中で煌びやかな装飾やライトを灯され、

それはそれは輝いて見えましたからです。

「僕も早くあんなふうになりたい!」

しかし、周囲の大人たちは、

「早く大人になんてならない方がいいぞ」

そんなことばかり言うのでした。

「絶対に早く大きくなるんだ…!」

そう心に決めて、
子どものモミの木は、
成長することだけを考えました。

一心不乱に太陽に体を向けて、
光を浴び続けました。

地面から頑張って水を吸い上げました。

森のリスやウサギ、
歌い手の鳥たちが遊びに来ても、

「僕に遊ぶ時間はないんだ!」

そう言って、遊びませんでした。

やがて、もう子どもとは呼べなくなった
そのモミの木は、あるクリスマスの日に、
人間たちに選ばれ、街に運ばれました。

自分の体に、
これまで見たこともないほどの
装飾やライトが付けられ、

そんな自分の周りを
人間たちが笑いながら踊りました。

「あぁ、僕は今主役だ!最高に輝いている…!」

モミの木は喜びに震えました。
自分はこの時のために頑張ってきたのだから。
血のにじむ努力は報われたように感じました。

そして翌朝・・・

眠い目をこすって出てきた人間たちによって、
体に付けられた装飾は全て外されました。

そして乱雑に、埃だらけの小屋に突っ込まれました。

「なんて仕打ちだ!」

モミの木は憤慨しました。

そこに、一匹の埃っぽいネズミがやってきて、
彼に言いました。

「また今年も愚かなモミの木が来たぞ。」

ネズミからしたら恒例の光景でした。

「僕はこれからどうなるんだい?」

そうモミの木が尋ねると、
ネズミは笑いながら答えました。

「そんなの決まってるだろ。
数年ここに放置されて、その後バラされて、
薪として使われるんだよ。じゃあね。」

モミの木は愕然としました。

あの華やかな時間はあっと言う間に過ぎ去り、
残りの一生をこの埃だらけの小屋で過ごすのか・・・

モミの木は過去を振り返りました。

どうしてもっと時間を大切にしなかったんだろう…

本当はリスやウサギと遊びたかった…!
鳥たちの歌をもっと聴きたかった…!

暖かく照らしてくれる太陽の光、
地面を流れる美味しい水、
吹き抜ける心地よい風、
心地よく香る花々、

自分の周りには、
初めから大切なものはあったのに・・・

気付けなかったのは自分でした。

数年後、後悔と共に干からびたモミの木は、
人間たちにバラされて、火にくべられました。

おしまい。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

今回は「死ぬ時に後悔することベスト10」を
ご紹介させていただきました。

忙しい現代を生きる私たちは、
どうしても目先のことに注意が向きがちです。

だからこそ、こうした機会に改めて振り返り、

何が大切で、何を優先すべきなのか?

今一度、考えたいものです。

実際、私たちが今経験している問題や不幸は、
人生の最期が最高であれば、

そのための通過点に過ぎなかったことに
気づくことができます。

最後に、ウェア氏が著書の中で
頻繁に用いる言葉をご紹介したいと思います。

それは、

「Courage(勇気)」

という言葉です。

人生を切り開き、
後悔のない幸せな人生を送る鍵は、

あなたの中にある小さな勇気です。

あなたが自分の心に素直に、正直に、
そして勇気を持って踏み出すことを忘れなければ、

あなたの人生は笑顔に満ちた
最高の人生になるでしょう。

今回も、最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

Story Notes ヒプノセラピー&NLPスクール
設楽 貴之

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